眼精疲労


眼精疲労は、細かい文字を見続けたり、細かい手作業を続けたり、パソコンや携帯電話の画面を見続けたりして眼を使いすぎると、眼が痛くなったり、眼が重い感じになったりする状態です。 今かけているメガネの度数が、自分の本当の裸眼視力とは合っていないような場合にも、眼精疲労が起こります。 眼だけの症状ではおさまらずに、頭痛や肩こりを感じたり、ひどい場合は吐き気を感じたりして、とても気分が悪くなってしまうこともあります。 遠視や乱視の人は、近くの作業を長時間すると疲労を感じやすく、30代後半の老眼になる手前ぐらいの人も、特に眼精疲労を感じやすいです。 眼精疲労になる原因は、ひとつだけではなくて、年齢的なことや、視力のことや、眼の向きや、日常行う作業の内容など、さまざまなところにいくつか隠れていることが多いです。 いろいろな原因を探りあてて、目薬を使って眼精疲労を和らげたり、眼鏡の度数を変えたり、その他の眼の病気を治療したりして、眼精疲労を改善していきましょう。 普段の生活でも、疲れたときにはちょっとお茶を飲んで休憩するとの同じように、眼が疲れたときには目薬をさして眼の疲労を和らげたり、書類を読んだりパソコンに向かう作業の合間に、ちょっと息をついて遠くを見たり、椅子に座りながら背伸びをしたりして、生活環境に工夫しながらできるだけ眼を疲れさせない努力をしていきましょう。 ※もっと幅広く詳しい情報を知りたい人は、以下のページもご覧ください。 (学会の許可を得てリンクをつけています)
日本眼科学会のページ(眼精疲労) http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_gansei.jsp